美しい
イスラムタイルと
建築物の世界

イマーム モスクの写真
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『このサイトについて』
長い歴史のなかで育まれたイスラムタイルとユネスコ世界遺産にも数多く登録されているイスラム建築についてのサイトです。

興味のある方も、初めての方も楽しんで頂ければ幸いです。

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イスラムタイルとは
7世紀にアラビア半島に興ったイスラム教は、独特の美しい文化を創り上げました。

イスラムの教義が偶像崇拝を厳禁するものだったため、アラベスクと呼ばれる抽象的で平面的な装飾文様が発展し、美しいタイルでイスラム教の殿堂「モスク」をその幾何学的な文様で隙間なく覆いました。

この装飾の豊かさがイスラム建築の特徴でもあり、その根幹をなすのがイスラムタイルです。イスラムタイルを用いた建築物の美しさはまさに圧巻であり、目を見張るものがあります。

 

イスラムタイルについて

長い歴史と持つイスラムタイルには、色々な種類のものがありますが、最も有名なものは13世紀ごろからつくられた青色のタイルです。

非常に鮮やかな青の釉薬が用いられることから、紺地に金彩を施したタイルは「ラジュヴァルディーナ」と呼ばれ(ラピスラズリの意)様々な場面に使われるようになります。

この青色タイルの技術が更に発展して、赤、黄、白、緑などの様々な色と型のタイルが製作されるようになると、紋様は更にカラフルかつ複雑になり、モスクや、壁面など様々な建築物を飾るようになりました。

また、イスラムの勢力はアラブ半島に留まらす、シリアや北アフリカ、イベリア半島(スペイン)まで及び各地にタイル文化をもたらします。 日本でも人気のあるスペインタイルも当然その影響を受けています。

イスラム教って?

これらの美しいタイルと建築物を生み出したイスラムとはどのようなものでしょうか。

イスラムを語る上で、欠かせないのがイスラム教です。今日では「イスラーム」という呼称になりつつ
あるようです。

イスラム教とは、7世紀に、アラビア半島でムハンマドが唯一の神「アッラー」から啓示を受けて
創始した宗教です。信者は、世界中に広く分布しており、正確ではありませんが世界に11億人いる
と言われています。

イスラム教徒は「ムスリム」と呼ばれ、唯一の聖典『クルアーン』(コーラン)に従い生活しています。
『クルアーン』によるとアダム・ノア・アブラハム・モーセなどの預言者たちが説いた神の啓示を、
最後の預言者であるムハンマドが完全な形にしたとされています。

ムスリムの生活を簡単に説明すると、
 (1)1日5回、マッカの方角に向かって礼拝すること
 (2)イスラム暦の9月(日本では12月)の1カ月間、日の出から日没まで断食(サウム)をすること
 (3)喜捨(社会のために役立てる税金のようなもの)をすること
 (4)マッカへの巡礼

女性は家族以外の男性に肌を見せてはならない、一夫多妻制で男性は複数の妻を持つことを許される
なども有名ですね。








 
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